舞台”悪人”を終えて。

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舞台「悪人」の大千秋楽を終え、穏やかで充実した日々を過ごしています。
ご来場下さった皆さん、本当にどうもありがとうございました。
あと数日でパリに戻ることを思うと少し寂しいです。

稽古期間が2週間弱、全15ステージは本当にあっという間でしたが、濃厚な、夢のような戦場でした。
こんなにも、舞台と、お客さんと、芝居の空間を一体に体感できた事、幸せでした。
お正月が明けて、一人フランスで悶々と練習している日々が今では懐かしく思います。
あの時、この舞台で”何か”を見つけ出したい、掴みたい気持ちでいっぱいでした。_MG_3533_fixw_640_hq

全てが終わり、わかった事。
少しお恥ずかしいのですが、やっぱり芝居は好きだなぁという事です笑。

3年半前、フランス行きを決めたとき、役者を辞めてでも、自分のあった場所で暮らしたいと思っていました。
それでも知らない土地でゼロから役者をスタートし、有難い事に、滞在中に日本でお仕事をする機会も幾度あり、自分はやっぱり芝居とは離れたくないと思える気持ちを再認識しました。
今、一番そう強く感じていると思います。

こんなに遠回りしないと気付かないものなのでしょうか。

人の考えは流動的で、全てが正解だと思っています。
私は経験を重ねる面白さや、それらをくぐり抜けて見えてくるものはとても濃厚でピュアなものだとも実感しています。

私の仕事は先の見えない職業です。
だから一つ一つに結果を出し、気持ちを強く踏ん張る必要があります。
« 一番したいこと »
それが自分の居場所になっていくのだと思うようになりました。
役者として日仏の架け橋になりたいという気持ちは変わりません。
きっと形になる日が来ると信じています。

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だから今はもっと自分の技術を磨き進化したいです。

一つを終えるとまた次に乗り越える課題って出来てます。
そうやって人生ってうまく出来ているなだなぁっと思うと、なんだか楽しいです。

IMG_9752それでは、また☆